個人投資家が失敗する理由4選~勝てる5%に入る方法論~
こんにちは!投資歴12年の米国株投資家TKです。
株式投資の世界では個人投資家の95%は負けていると言われています。
投資の世界に初心者コースはなく、プロの機関投資家と同じ市場で戦わなくてはなりません。
ましてや個人投資家の多くはサラリーマンで相場に張り付くこともできません。
株式投資の世界で多くの個人投資家が大敗して相場から離れていくのは容易に想像できますね。
今回は個人投資家が失敗する理由を深堀りすることにより、負けない投資について考えていきます。
日本人のファイナンシャル・リテラシー
日本人のファイナンシャルリテラシー、つまり金融知識は世界と比較してとても低いのが現状です。
なぜなら学校で教えないから。
今まで教わらなかったことを社会に出ていきなりできるわけがありませんね。
特に危険なのがずっと投資をしてこなかったサラリーマンが退職金を証券マンの言われるままに投資してしまうこと。
カモられる可能性100%ですね。
日本国内の投資商品の多くは落とし穴銘柄ですので、知識無しで上手くいくほど甘くはありません。
国が行った金融リテラシーに関する調査では「正答率55.6%」であったという情報も公開されています。
我々が負ける一番の要因は知識不足です。
海外では当たり前の金融知識がごっそり抜け落ちているのです。
どれくらいわかるでしょうか?
こういったことを理解した上で投資をしない限り、
残念ながら資産を築くのは難しいと言わざるを得ません。
短期投資をしている
こういったものに釣られているようでは、残念ながら長期的な観点から資産を築くのは難しいでしょう。
もちろん「デイトレ・FX・バイオ株」で莫大な資産を築いた個人投資家もいます。
しかしそういった人はごく僅かです。
手を出した多くの人は退場するか、二度と投資に手を出さなくなるでしょう。
続けていればいつか勝てる。
そんな甘いものではありません。
短期投資で負ける理由は以下の通り
自分は大丈夫と思わないで下さい。
急落・急騰の場面で冷静でいられる人は多くありません。
あなたが考える以上に短期投資で勝ち残るのは簡単ではありません。
長期投資を理解していない
あなたは長期投資にどのようなイメージを持っているでしょうか?
- あまり儲からない
- 資金が少ないと意味がない
- お金持ちがやるもの
こんなかんじでしょうか?
お金持ちがやるものというのは正解ですね。
これは世界のコンセンサスとして長期投資こそが個人投資家の最適解と考えられています。
その理由は金融の中心である米国の株式ETFに資金が集中しているから。
VTIやVT、VYMなどの米国株ETFは長期投資を行う際の鉄板銘柄です。
ここに資金が集中しているということは、世界中の投資家は長期投資で利益を得ることを理解して、投資を行っているということです。
分散投資できていない
ファイナンシャルリテラシーが低い場合、自分の良いと思った銘柄に一極投資してしまう場合があります。
昔の私もそうでした。
今では米国株ETFを活用して1万以上の銘柄に分散投資しています。
少数の銘柄に投資することのデメリットは以下の通り。
- 対象銘柄の業績が悪化したときのダメージ大
- 潰れた時のダメージ大
- 結構ストップ安に引っかかる(意外と多い)
分散することの意義はこういったイレギュラーな事態のダメージを低減することにあります。
また分散方法にも色々あります。
- 銘柄の分散(100銘柄、1000銘柄と多くに投資)
- セクターの分散(金融、不動産、医薬品など)
- 時間の分散(毎月コツコツ投資する)
- 地域の分散(日本だけじゃなく世界中に)
- 通貨の分散(円だけじゃなくドルやユーロにも)
ぜひ実践してみて下さい。
投資の最適解とは
投資に最適解があるのか?
それは難しい問題ですが、私なりの最適解を共有したいと思います。
今回の情報がお役に立てれば幸いです。
国内の株式に投資する場合は「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。
以下の記事を参考にしてもらえればと思います。
米国株ETFの投資に関しては以下の動画もどうぞ。