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活用できなきゃ意味がない。アドラー心理学のOUTPUT方法【考察】

こんにちは。たいのすけです。

今日はアドラー心理学の実戦活用方法について書きたいと思います。

 

各理由は以下の通り

 

アドラー心理学を読んだ人で説明できる人は10%程度(樺沢先生談)

・説明できても実戦できている人はさらに少ない

アドラー心理学は生きてきた年数の半分を費やして習得する思考法

youtube・blog等を見てみても、「読んだまま」の内容が多数

 

あなたは活用できていますか?

読んで満足していませんか?

 

私はこれまでアドラーの心理学を読んで、読んだ気になっていたし、それで知識が増えたと満足していました。

楽なのは「嫌われる勇気」の要点をまとめて記事にする方法です。しかしそれだけでは役に立つはずがありません。だってこんなに難しい(内容も実践するのも)ものを要点を読んだだけで実行に移せますか?

 

私自身もアドラー心理学を半生をかけて実践したわけではありません。読んでどう活用できるのか、真剣に調べて考えただけです。それでも読んで頂ける方の役に少しでも役に立てる内容をかけると思い記事を作りました。

 

アドラーの考え方の要点】(要点なので読み飛ばしも可)

 

読まれた方も多いと思います。

①承認欲求の否定

②課題の分離

③共同体感覚

④他者への貢献

上記がアドラー心理学のキーワードです。以下、私の理解したアドラー心理学の要点まとめです。

 

アドラー心理学は勇気の心理学であり、幸福を追求する心理学である。承認欲求を持つことは人生を不自由にして、幸福とは反対方向へ人生を導いてしまう。

そこで自己の課題と他者の課題を分離することで不当な承認欲求を捨て去り、自己の課題に集中する。

アドラー心理学の根幹は共同体感覚である。人のすべての感情は他者との関わりから生じる。故に他者にとって自分は有益だと感じることができる「貢献」をすることこそ、幸福を感じることができる唯一の道である。

 

何が何なのか?承認欲求を持たないことは可能なのか?要は他者に貢献していればそれでよいのか?

 

これでは活用方法は見えてこないと思います。

次からどう活かすかについて考察していきます。

【何にどう活かすか】

結論は「承認欲求」を感じることのない状況を作ることです。

マズローの欲求5段階説をご存知でしょうか?

欲求はマズローによると以下の5つの分類できるとされています。

  1. 生理的欲求
  2. 安全の欲求
  3. 社会的欲求
  4. 承認欲求
  5. 自己実現の欲求

人は1番から順に欲求を満たしていくと言われています。

4の承認欲求を満たすことで、真に自身を高めることに集中できる「自己実現」のフェーズに向き合うことができます。

 

ではどう満たすか?

  1. 収入の道を複数化する
  2. 人とのつながりを複数化する
  3. スキルを複数化する

日本では大多数の人が単一の労働環境で、いつも決まったメンバーと関わり、単一の他では通用しないスキルを用いて仕事をしています。

そんな状況では、そこで認められない状況になってしまったら生きる術を失ってしまいます。

それこそが承認欲求の根源です。これを断ち切るにはすべてを複数化し、ここでダメでも他があるという安心感にも似た自信を手に入れる必要があります。

 

コツコツ努力を積み上げていくつかのスキルを得て、収入の道を複数化します。プライベートでは趣味の繋がり、学びの繋がりを持ち人間関係の単一化を防ぎます。極論すれば、胸ポケットに辞表を忍ばせて仕事をするくらいの独立心にも似た心持ちになること。それによりこれまでよりもずっと他者から承認されたいという欲求は低減されているはずです。

 

承認欲求さえ否定できれば、自分の課題に集中することができます。それこそがマズローの言う自己実現の欲求フェーズです。

こんなことをしたい、こんなことで人々に喜んでもらいたい、そんな自己実現を追求することは、圧倒的に幸福な人生になることでしょう。

 

私自身も実践していきます。それではまた明日!!