①睡眠不足の不利益

②睡眠のボトルネックは何か？

③実体験　そして快眠へ

睡眠不足の不利益は計り知れない。それに気づかずに一生を終えることは、言い方は悪いが人生をどぶに捨てるようなものだ。それほど睡眠は大切。

こんなことを言うと、「そんなことはわかっている、人生の1/3は睡眠なんだから大切に決まっているじゃないか」とお叱りを受けそうだ。しかし睡眠の大切さを真に理解して、睡眠を「大切」にしている人は果たしてどれくらいいるのだろうか。

日本は世界的に見ても睡眠の価値を甘く見ている国の一つ。残業するのが偉い、夜更かしして勉強するのがすごい、徹夜をして働くのがかっこいい。人間の本来の生活リズムからしたら異常という他ない。

睡眠は７時間とったから大丈夫、8時間取ったから健康ということではない。量と質を担保したうえで、朝爽快感をもって起きることができるかが一つの判断基準だ。

今回は、ここ数カ月中途覚醒に悩んでいた私が効果を実感した、睡眠改善の即戦力のアウトプットをシェアしたい。

最初に情報の出どころを共有したい。

私は樺沢紫苑先生の

「精神科医が教えるぐっすり眠れる１２の法則　日本で一番わかりやすい睡眠マニュアル」

を読んで、睡眠改善を試みた。

先生曰く、睡眠には必ずボトルネックがある。それをしらみつぶしに探していき改善していく他ないとのことだった。

読み進めていくと、中途覚醒の要因になりえることをいくつも行っていることに気が付いた。

直ぐに思いつくだけでもこれだけあった。私は馬鹿正直に一つ一つ原因を潰していった。良質な睡眠をとることこそ、最高の集中力を生み出し、それが自身の人生を左右する程重要なことだと理解していたから。

私の実体験をご紹介したい。読者の方からしたら、全く見知らぬ人間の睡眠なんて何の興味もないかもしれないが、お付き合いいただきたい。なんといってもこのブログは有益なアウトプット経験をシェアすることが趣旨なのだから。

私は早速、飲酒をやめて、コーヒーを控えて、多少の喉の渇きも我慢した。スマートフォンは別室に隔離し、帰宅早々、妻に頭を下げながら外へ駆け出した。

生活習慣の改善から4日程たっても目立った改善は実感できなかった。夜は酷いときは2時間おきに起きてしまう。さらに酷いときは一度起きてしまったらそのあと眠れないなんてこともあった。

やはり効果はないのか、諦めるほかないのかと思ったその次の日、本当に久々に一度も起きずに朝を迎えることができた。長いこと感じることがなかった、やる気に満ち溢れた、爽快感のある朝を迎えることができたのだ。

普段からよく眠れている人にはなんてことないことかもしれないが、睡眠不足を抱えて日々を過ごしていた人間にとってはこれほどうれしいことはない。

もちろんその日は一日、普段の倍とは言わないが最高のパフォーマンスを発揮し、仕事を終えることができた。

睡眠不足は悩んでいる人もいれば、気づかずにパフォーマンスを落としてしまっている人もいると思う。本当に本当にもったいないことだと思う。

これに気が付くことで、人生を何倍も濃いものに、そして有意義なものにすることができるはずだ。

是非、少しでも心当たりのある方は、睡眠不足のボトルネック探しの小旅行に出てみて欲しい。

TKのヒトリゴト