「NISA」から「つみたてNISA」切り替えた理由を解説
最近にわかに騒がれ始めた老後の不安問題。
2000万円足りない、いやいやもしかしたら5000万円足りないかもしれません。
老後も一生働き続けるのは嫌だけど、貯金だけでなんとかできる自身もない。
こんな人が大多数なのではないでしょうか?
そんな中で今注目を浴びているのが、iDeco(確定拠出年金)とつみたてNISAです。
私自身はこれまで「企業型確定拠出年金」と「NISA」を投資ツールとして活用してきました。
ふと立ち止まって考えた時に「NISA」と「つみたてNISA」はどちらが得なんだろう?
と疑問を持ちました。
結論としては「つみたてNISA」を選び、毎年40万円ずつ投資信託を購入することに決めました。
こんな人にこの記事はオススメ!!
- これから投資を始めたい!
- 「NISA」と「つみたてNISA」で迷っている
- 手堅く自己資金を増やしていきたい
NISAは一種類しか選べない!!
「NISA」と「つみたてNISA」はどちらか一方しか投資することができません。
両方投資できるのであれば、どちらにしようか悩む必要もありませんよね。
そんなに美味しい話はないということで、証券サイトにてどちらの「NISA」を選ぶのか選択を迫られます。
私はこれまで「NISA」の方を選択し、年間120万円の枠を使い株式に投資をしておりました。
しかし老後の資金問題が騒がれている中で、より長期的な視点で資産運用をしていく必要性を感じていました。
そこで「もうひとつのNISA」とどちらが将来的な資産形成に意義があるか検討を始めました。
「NISA」と「つみたてNISA」どう違うの!?
*SBI証券のNISANISA紹介ページより抜粋
SBI証券にわかりやすい紹介が掲載されていました。
「つみたてNISA」は年間の投資額は少額ですが、非課税期間が20年と長いのが特徴です。
非課税投資総額も「つみたてNISA」の方が200万円高い設定となっています。
この評価らも、より長期的な視点で資産運用を行っていきたいと考える人にとっては「つみたてNISA」の方がメリットがありそうです。
一方で「つみたてNISA」のデメリットは何でしょうか?
- すぐに儲けることは困難
- 決められた投資信託にしか投資できない
- 投資額が少額
安定的に長期投資をしたいという人にとってはそこまでデメリットに感じないかもしれません。
20年投資すると考えたら、株式に投資するのは圧倒的に不安ですよね。
どんな大企業も20年後に存続しているかはわかりません。
特に現在は企業のライフサイクルはどんどん短くなっています。
長期的に存続していくであろう純資産額が高く、投資プランがしっかりした投資信託でないと20年の長期保有は難しいということです。
「安定」「長期保有」「投資信託」というキーワードに合致する人は「つみたてNISA」を選択して間違いないと言えるでしょう。
考えるべきは「つみたてNISA」でどんな商品を選ぶか?
「つみたてNISA」で投資信託を保有しても、20年後に価値が減少していたらなんの意味もありません。
最初にどの商品を選択するかは非常に重要です。
抑えるべきポイントは以下の通り
- インデックスファンドを選択する
- 信託報酬の低い商品を選択する
- 純資産額が十分量ある
- 成長性のある投資先を選択している
私がメインで選択しようと考えているのは
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
です。
上記抑えるべきポイントをすべて満たしていると判断しています。
eMAXISシリーズは信託報酬を業界最安値に設定することを目標としています。
また成長性という観点からは、過去年平均でも7%程度の上昇を続けているS&P500を選択するのが妥当だと考えました。
日本人だと日経平均連動型やTOPICS連動型を選びたくなるところですが、過去20年平均でマイナスとなっている投資先は不適格と判断しています。
更に将来的な観測として、圧倒的に人口減少が見込まれる日本の株式に20年継続投資するのは、個人的には怖すぎます。
まとめ
これからの時代は自分の老後は自分で守って行く時代になります。(確定)
そのためには「安定的な資産運用」で自己資産を増やしていく努力は不可欠です。
国が提供してくれている投資ツールも積極的に活用していくべきです。
20%の非課税は非常に大きなメリットです。(逆に株式投資で20%の利益を出すのはめちゃくちゃ大変ですよね)
投資は自己責任ですので、私が今回オススメした投資信託も確たる保証はありません。
しかし過去と現在、未来の情報を勘案して、ベストだと思う選択をしていくべきなのは間違いありません。
今回の記事を参考にして頂き、あなた自身のベストを見つけ出して貰えれば幸いです。